スキンケアはヘルスケア(1) [頑張れ正中神経]
3月6日(水)
今日は、いろんな科を走り回って受診する、いわば逆回診の日。大忙しです。
採血をしておいて、まずは神経内科。
はや3か月近く悩まされている手根管症候群の診察です。
症状は、よくなっている気が、全然しない。腫れるし痺れるし、たまに痛いし。
そして昨日も書いたように、皮膚が変! 今日はもう、何としても
整形外科か皮膚科に回してもらおうと決意してきました。
が、私から言い出すまでもなく、くっきり赤く色分けされた私の左手を見て
S先生は「皮膚科に診てもらいましょう」と、手配してくださいました。
よかった。これで、よくなるための方法が何か見つかるかも。
次は消化器内科。肝臓は、各種数値も改善しています。
先月はコレステロールを下げる薬を「来月にはやめましょうか」と
おっしゃっていたT先生、それをお忘れらしく、今回も「来月にはやめましょうか」。。。
えーっ、話が違ーう
まあ、仕方ない。あと1か月、お薬続けまーす。
そして婦人科では、白血球が戻っていることを確認して、「来週は予定通り
第3クールに進みましょう」とN先生。
ここまでは予想外にさくさくと進んできたのですが、
割り込みで入れてもらったこともあり、皮膚科では待ちました。
でも、皮膚科ではどうやら、予約があっても待つのが当然らしいです。
待ちますよ、こうなったら~。待たいでかっ
しっかりサポート [頑張れ正中神経]
2月15日(金)
実は今、なんと2か月ぶりに、両手でキーボードを打っています
昨年12月19日の手術後、手根管症候群を発症した私、
左手の小指以外がしびれて何かに触れるのがつらく、
痛みのない時でも、左手は使わないようにしてきました。
なので仕事で使うキーボードも、右手だけで打ってきました。
そんな症状がやわらいだわけではないのですが、このまま動かさずにいて、
よくなるって感じもしないので、ちょっと我慢しながらやってみよう、と、
キーボードに挑戦している、なう。なのでした。
指先はしびれたままなので、やはりタッチの度に違和感バリバリ、そしてビリビリ。
うーん、どうなんだろう。やっぱり使わない方がいいのかなぁ。
指先を使うにしても、肝心の手根管を守るために、実は心強いサポーターを
着用しています。手根管症候群をネットで検索してて、見つけたグッズです。
先日、神経内科のS先生も絶賛していた優れもの。
手首側にはアルミ製のスプリント(添え木)があり、好みの角度で固定できます。
靴べらの100倍は上等です(値段は60倍)。
ただ、やはり靴べらと同じで、長時間使っていると、スプリント部分が腕のやらかいお肉に
食い込んで痛かったり、万能ではない。
なので今は、もっぱら寝るとき、仕事のときに限って着用しています。
キーボードに関しては… うーん、やっぱり両手だと早いし楽だけど
これでまた痛みが出るようなら自粛しないとねぇ。。。
靴べら大作戦(4) [頑張れ正中神経]
靴べらの問題点は、
1)スムーズなプラスチックなので、
寝てる間に包帯の間から出てきてしまい
意味がなくなってしまう。
と、何だかマヌケですが根本的な問題。
そして、もう1つ
2)長時間当てていると、余計なカーブが痛い。
こっちは笑えない。何しろ靴べらですから、
踵にフィットするよう丸みが持たされています。
うーん、この画像じゃ分からないか。スマイルの下方、
両側面がまるで腕のように盛り上がってますが、
ああいうところが腕に食い込んで痛い >_<。
寝てるときはそれほどでもありませんが、
仕事でPCに向かっているときなんかは
ちょっと耐えがたいのでした。
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靴べらで悪戦苦闘している頃、私の手根管症候群は
新たなステージ?に移行。指の関節痛や、腕の神経痛も
加わって、なかなかに切ない日々が始まりました。
靴べら大作戦(3) [頑張れ正中神経]
100均ショップで目に留まった靴べらとは、コレ↓
こののんきなカーブがよさげではないか! 裏返せば。
帰宅して、早速試してみました。
悪くない!
固定される安心感は、けっこうなものです。
特に寝るときなど、無意識に手首を
曲げてしまいかねませんから心強い味方になりそう。
包帯を巻いた上にコイツを添え、その上から
もう1回、包帯で巻いて寝てみることにしました。
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結果を先にいうと、靴べら大作戦の熱狂は、
3日ほどしか持ちませんでした。
巻いて寝た、その日のうちに、マイナーながら
見過ごしにくい問題点が続出したのでした。
靴べら大作戦(2) [頑張れ正中神経]
診察の際、先生に食い下がり、私は
「じゃあ、どうしたらいいのか」突っ込んで尋ねました。
温めたらいいのか、冷やせばいいのか。
水で手を洗うのもツラいのですが、ぬるま湯を当てるのは
気持ちいい。 これを楽しんじゃっていいものなのか。
一方、ぱんぱんに浮腫んでしまった指は、湿布薬で包むと
ちょっとは楽な気がします。
キーボードを打つとき、デスクに置いている左腕は、
どんな角度、どんな向きにしておくのがいいのか。
先生の答えは、
●気持ちのいい処置なら、やって大丈夫。
●左腕を固定するなら、手首をちょっと上にあげるカタチで。
ダンボールなどで固定する患者さんもいますよ、とのこと。
靴べら大作戦(1) [頑張れ正中神経]
年が明け、筋電図や血液検査の
結果を踏まえ、私の左手はめでたく(?)
手根管症候群と診断されました。
ここまでで私もいろいろググッて、手根管症候群の治療には
ステロイド注射とか靱帯切開手術があるのは調べてました。
そして、ビビッてました。
手のひらに注射するわけ? それって、恐ろしく痛そう。。。
神経内科の先生は、「整形外科を紹介してもいいけど、
整形外科ではもう手術をするかしないかだけだ」とおっしゃいます。
そして、私の場合は「筋力がなくなっているわけではなく
知覚異常だけだから、手術するほどではない」ということで
やっぱり結局、様子見、ということになりました。
結局、様子見 [頑張れ正中神経]
退院して、筋電図をとって、でも、
相変わらず痺れて痛い左手に対する具体的な手当はなし。
先生からは神経の再生を助けるビタミン剤を
出してもらっただけでした。年末年始で先生の診断まで
時間も空いてしまいましたし。アンラッキー
だけど、この痛みは何とかしたい >_<
そこで、苦肉の策で自己流対処方法を試行錯誤。
1) 左手には常に木綿手袋
痺れた足が触感に過敏なのと同じく、痺れたままの左手は
布や紙、紙などの感触に耐えられません。なので常に木綿の
白手袋を着用することにしました。選挙に立候補した人みたい。
家人には「マイケルか!」と言われています。
筋電図! [頑張れ正中神経]
退院の翌日、私はそろりそろりと再び大学病院へ。
筋電図検査を受けるためです。
“低周波で肩こりスッキリ”とか“ウエストすっきり”とか
いろいろスッキリさせるために、通販なんかされているアレと
原理は同じものだそうですが、電気の刺激に対する反応の
速さを見て、神経の働きの異常を調べるのだそうです。
痺れの出ている指などにパッドを貼った上で、
腕のいろんな箇所から電気を流し、伝達速度を計ります。
が、肘あたりから電気を流しても、まるで反応の波線が出ない。
流す電流はどんどん強くなるのですが、波線は出ない。
手根管症候群 [頑張れ正中神経]
さすが大学病院、診察を要求したら
あっという間に予約が入られ、神経内科では、
到着と同時に診察室に通されました。
ひととおり症状を聞いたあと先生は、小さなハンマーで
てのひらをたたいて反応を見たり、握力を量ったり
指の動きを見たり。握力は、右手の半分ほどでした。
先生は「ちゃんと力は出てるよ」。
うーん、でも本当は私、左手のほうが力強かったんだけど。
ひたすら楽天的に [頑張れ正中神経]
入院中、看護師さんが交代するたび、先生方が回診にくるたびに
左手のしびれ、痛みを訴えていましたが、この件に関しては
ただ「様子を見る」のみでした。
もともとが、どうやら麻酔の影響らしい、ということで
術後の痛みをやわらげるための硬膜外麻酔が切れれば、
さらには左腕から点滴が外れたら、
また症状は変わってくるのではないか、
そんな期待があったからでしょう。
でも結果的には、その期待はいっこうに
実現しませんでした。麻酔はともかく、発熱が続いた私は
点滴が外れたのは退院の前日。様子を見るほどの時間も
なかったわけです。
でも、なにしろ年末でもありましたし、私は先生にも強く主張し、
退院前に神経内科の受診を手配してもらいました。