点滴ポールは旗印 [ひとやすみ]
9月20日(金)
今日はすてきな本をご紹介します。
岩崎航 著 「点滴ポール 生き抜くという旗印」。
筋ジストロフィーと闘っている青年の詩やエッセイをまとめた1冊です。
私はあまり、闘病ものとか生き方ものとかの本には興味ないのですが
ネットで紹介された詩の一部を見て一目惚れ
当たり前の言葉が、素直に述べられているのですが、そのリアルさ! 重さ!
たとえば……
乾かない
心であること
涙もまた
こころの
大地の潤いとなる
健康な人が読んでも心に響くでしょうが、
点滴ポールにすがって頑張った経験がある人なら、
言葉ひとつひとつが、ずしんずしんと共鳴するでしょう。
小説でもたいていは、すっ飛ばして速く読む私ですが
この作品は、1篇1篇でかなり胸がいっぱいになるので
実はまだ全部は読んでいません。
じっくりじっくり味わっていこうと思います。
★kazukazuさん、ありがとうございます!
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by ぱふ (2013-09-26 14:27)